「出来る限り早急な復旧を」 浸水被害の地下駐車場を市長が視察
三重県四日市市の森市長が21日、12日の記録的豪雨で浸水被害を受けた市中心部の地下駐車場を視察しました。
12日、四日市市では観測史上最大となる1時間に123.5ミリの猛烈な雨が降り、市の中心部で3000件以上の浸水被害がでたほか、地下駐車場では大量の雨水が流れ込んだため274台の車が水没し、今も駐車場内に取り残されたままとなっています。
21日は四日市市の森市長が浸水した地下駐車場に入り、被害状況などを視察しました。
森市長は、1.2メートル浸水した地下1階と、完全に水没した地下2階の現状を確認し、四日市市の職員から浸水当時の様子や今後の見通しなどについて説明を受けていました。
森市長は「くすの木パーキングは四日市市としても都市機能の面で非常に重要な駐車場。出来る限り早急な復旧をしていかなければいけない。ただ、今やらなければいけないことは、やはり所有者の特定と車両の搬出で、所有者との対応や協議はしっかり市としても支援していきたい」などと話していました。
くすの木パーキングでは22日から浸水被害を受けた車両の所有者の駐車場への立ち入りを認め、被害の確認を始めることにしています。