「公共性と社会的意義を強く感じた」と評価 ハンセン病テーマのドキュメンタリー番組を審議
三重テレビ放送の番組審議会が20日開かれ、今年1月に放送されたハンセン病療養所の入所者を取り上げた「さっちゃんは、ね~”ハンセン病”のいま~」が審議されました。

この番組は、ハンセン病療養所の入所者の平均年齢が90歳に迫る中、差別を次世代に引き継がないために現在療養所で暮らす三重県出身の2人にスポットをあてて、差別なき社会への方策を探ったドキュメンタリー番組です。
委員からは「公共性と社会的意義を強く感じた番組で、過去の歴史紹介ではなく、現代の地域社会における人権意識のあり方を考えさせられる倫理観あふれる番組」「出演者の表情が忘れられない。短いながらもインパクトのあるシーンが随所にあり、テレビならではの良さがあったのでは」などの意見が出されました。

一方で「ハンセン病は世界中にあったが、他の国ではどのような対応をしていたのか、比較して取り上げるのもよいのでは」との意見もありました。