「全米さくらの女王」が副知事表敬
アメリカで春に開かれた全米さくら祭りで今年の「全米さくらの女王」に選ばれたマリサ・ボワカムさんが20日、三重県庁を訪れました。
全米さくら祭りは、伊勢市ゆかりの政治家・尾崎行雄が、1912年、アメリカに桜を贈ったのが縁で、首都ワシントンD.C.で毎年開催されているものです。
今年の「全米さくらの女王」にはマリサ・ボワカムさんが選ばれ、国際親善交流の一環としてこのほど来日し、20日、三重県庁を訪れました。
服部副知事は「花をメインにした交流は素晴らしく県としてはこのようなつながりを大事にしていきたい」と歓迎の言葉を贈ると、日本に留学経験のあるボワカムさんは日本語で「桜はきれいなだけでなく日米の強い友情の印。この友情がもっと深まるよう頑張りたい」と応えていました。
ボワカムさんには三重県から記念品として伝統工芸の伊勢型紙を使って桜がデザインされた伊勢木綿の巾着が贈られました。
マリサ・ボワカムさんは「伊勢から来る途中に見た三重県の自然は素晴らしく、山や農場などの景色はとても美しかった」と話していました。