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「交通の便が悪い」 若者の県外転出課題巡り意見交換 みえU18会議 三重・松阪市

高校生と知事が若者の県外転出やジェンダーギャップについて意見交換を行う会議「みえU18会議」が17日、三重県松阪市の松阪工業高校で行われました。

県では、進学や就職などで県外に転出する15歳から29歳までの若者が多いことなどから、若い世代の声を知事が直接聞く取り組みをおととしから行っています。

今回は「未来の理想の姿とその実現に向けて」をテーマに、3年生の生徒4人、2年生2人が参加し、15年後、30歳を過ぎた自分がどこに住んでどんな仕事をしたいか、そのために何をしていくべきか、どんな不安があるかなどを発表しました。

生徒からは「三重県に住み続けていたいが、いま住んでいるところは交通の便が悪いので、新しく家庭を築くならせめてバスに乗れば生活に必須な施設にいける環境に住んでいたい」などの意見が出ていました。

また、今回の意見交換の事前学習会で、三重県の良いところを知ったという生徒からは「リニアができたら大阪にも20分ほどで通うことができる。県外に就職するが子どもができたら自然豊かな三重県で子育てしたい」との声もあがりました。

今回の意見交換の概要は後日、県のホームページに掲載するほか、人口減少対策に反映させるということです。

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