高虎の城づくりについて学ぶ
津藩の初代藩主で、三重県津市の礎を築いた戦国武将藤堂高虎の城づくりと津城について大学教授が語る講演会が13日、津市内で開かれました。
この催しは、津市民の有志でつくる「津城復元の会」が津城復元の意義を知ってもらおうと開いたもので、13日は全国から抽選で選ばれた約600人が参加しました。
講演会では、城郭考古学者の第一人者として知られている、名古屋市立大学の千田嘉博教授が、名人と言われた高虎の城づくりと江戸時代に高虎が大改修を施した津城の復元意義などをテーマに語りました。
また会場では復元に向けた募金活動も行われ、関係者によりますと、市へのふるさと納税や寄付金などで6月末までに約8800万円が集まったということです。
「津城復元の会」の西田久光会長は、近年のお城ブームなども津城復元への追い風になっているとし「千田先生の講演で高虎や津城の知識を深め、復元への機運を高めたい」と話していまし