高校生が料理の腕前競う ガストロノミー甲子園
三重県の食材を使って高校生たちの料理の腕前を競う「全国高校生ガストロノミー甲子園」が、19日に三重県多気町のリゾート施設「VISON」で開かれました。
全国高校生ガストロノミー甲子園は、地域の豊かな食材を知り次世代の料理人の育成などを目的に開いているもので、今回で2回目の開催となります。
この大会では、料理の腕前のほか、食材への理解や原価率といったプロの料理人に求められる総合的なスキルが評価基準となります。
今年は、去年優勝した地元の相可高校を含む各地域の代表7校が出場し、メイン食材である「松阪牛」を使ったメインディッシュと汁物とご飯のセットメニューを2人1組で調理しました。
審査の結果、三重県産のアオサノリや味噌を使い岡山の郷土料理と松阪牛を掛け合わせたおかやま山陽高校が優勝しました。
おかやま山陽高校の生徒は「支えてくださった先生、ずっと見守ってくれた保護者、今まで料理を教えてくれた方に感謝を伝えたい。コンテストにも出ていたがなかなか縁がなかった。やっととれたよと報告したい」と喜びの声をあげていました。