高校生がプロの指導で日本画に挑戦

日本画のワークショップが23日、三重県名張市の名張高校で開かれました。
このワークショップは、地域で活躍する作家との交流を通じて表現の幅を広げ文化への理解を深めてもらおうと、名張市在住の日本画家津田親重さんを招き初めて開かれたものです。
ワークショップでは美術専攻の生徒たちが日本画の制作に挑戦。生徒たちはそれぞれが選んだ2枚の絵や写真を組み合わせて、日本画絵の具の練り方や筆の使い方に苦戦しながらも、作品制作に打ち込んでいました。
参加した生徒は「プロの技を見て、最初にガッツリと塗ることに驚いた」「ぼかしなどの技法は日本画だけでなく、他の画材でも使えそう」などと話していました。
今回制作した作品は10月に名張藤堂家邸で開催される「高校生を中心とした名張の美作品展」に出展される予定です。