防災が楽しく学べる非常用トイレ販売
子どもたちに防災の意識を高めてもらおうと、三重県津市に本社を置く「わたせい」で、防災が楽しく学べる非常用トイレの販売を始めました。
非常用トイレは子どもにも防災グッズに親しみを持ってもらおうと子どもに焦点を当てて開発されたもので、災害時に意識してほしいことなどが可愛らしく描かれ、緊急の電話番号などが記入できるようになっています。
また、この非常用トイレを用いて、家族で防災教育をするきっかけにしてほしいと防災の日に先駆け、8月27日から9月1日まで塗り絵と引き換えに非常用トイレがもらえるキャンペーンを行うなど、子どもの防災意識を高める活動をしています。
わたせいの福島マネジャーは「災害は大人のものだけではないので、お子様にも(非常用トイレを)手にとってもらいやすいように、とにかくかわいい見た目にこだわった。まずは知ってもらって実際に使ってほしい」と話していました。
今後はイベントなどを通じて非常用トイレの存在や使い方などを自治体や学校に広めていきたいということです。