関脇の大栄翔らが参列 場所中の無事を祈願

7月13日に初日を迎える大相撲名古屋場所を前に、三重県四日市市に宿舎を設ける追手風部屋の力士の、場所中の無事を願う暑気払い祈祷が営まれました。
追手風部屋が今場所から宿舎を構える四日市市の大師寺で営まれた祈祷には、関脇の大栄翔関や前頭の翔猿関ら13人の力士が参列しました。
住職の祈祷の後、きゅうりに自分の悪い所を封じ込める古来からの行事が行われ、力士らは住職から手渡されたきゅうりで体の痛い部分などをさすっていました。
そして頭にのせたほうろくにきゅうを据えられると、力士たちは神妙な面持ちで場所中にケガなどがないよう願っていました。
祈祷の前には、寺の近くの土俵で朝稽古が行われ、翔猿関が若手力士に胸を貸すなど熱のこもった稽古が繰り広げられてました。
剣翔関は「暑いので、しっかり食べて寝て稽古している。若い力士に負けないような元気ある相撲をとりたい。やるからには全勝目指して頑張ります」と話していました。
大相撲名古屋場所は7月13日に名古屋市のIGアリーナで初日を迎えます。