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近代的でモダンな雰囲気の桑名萬古 陶芸家・森工人さんの作品展

桑名萬古の陶芸家・森工人さんの作品を集めた展示会が、5日から三重県四日市市の山画廊で始まりました。

 森工人さんは、1971年に桑名市に生まれ、陶工の専門校を卒業後、桑名萬古の復興に取り組んだ父親の一蔵さんに師事しました。

 山画廊では定期的に個展を開いていて、会場には新作を中心に、細やかな赤絵の器や盛絵の技法を用いた皿など約80点が展示されています。

 釉薬(ゆうやく)をかけない黒の素地と萬古の赤絵を組み合わせた茶わんや香炉は、工人さんのアイデアで生まれたもので、近代的でモダンな雰囲気が独特の世界観を作り出しています。

 また、小さな器の中にいくつかのパースを作り、数種類の文様を細かく描き分けた作品は見る方向で趣が変わります。

 森工人さんの作品展は6月15日まで四日市市の山画廊で開かれています。

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