赤木城跡に風鈴の音色 そよ風にゆられ涼を届ける

三重県熊野市紀和町の国史跡・赤木城跡で、約20個の風鈴の音色が、訪れる人に涼を届けています。
熊野市の赤木城跡で涼しげな音色を奏でる趣ある風鈴は、周辺住民や市の職員でつくる西山地区地域まちづくり協議会が毎年設置しているものです。
今月上旬に赤木城跡の主郭や東郭、南郭へ向かう階段脇の木の枝や、麓のあずまやなどに、約20個の風鈴がつり下げられました。
そよ風にゆられた風鈴は、チリン、チリンと軽快な音を奏でて訪れる人に涼を届けています。
協議会の担当者は「音で涼と風情を感じてほしい」と話していました。
赤木城跡の風鈴は9月末まで設置される予定で、大雨や強風など悪天候が予想される日は事前に取り外されるということです。