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警察官も暑さ対策 脱帽を可能に服装ルール見直し

本格的な夏を前に、暑さ対策として三重県警は、6月から交番や駐在所等で、警察官が帽子を脱いで勤務できるよう服装の規定を変更します。

 三重県警察本部は暑さ対策の一環として、これまでも屋外で業務にあたる警察官や職員を対象に、冷却グッズやサングラスの着用を認めていましたが、6月からは、新たに交番や駐在所で警察官が帽子を脱いで勤務することが可能になりました。

 これまでの規定では室内でも帽子の着用が義務付けられていましたが、暑さにより警察官が熱中症を訴えるケースが全国で相次いだことから、今年4月に警察庁が服装のルールを緩和。これに伴い、三重県警察本部も規定を見直したということです。

 津駅前交番の谷川原豊警部補は「外で勤務すると汗でベタベタになるときがあるので、それを軽減し不快感がなくなると思います」と話していました。

 県内では去年7月から10月にかけて、3人の警察官が熱中症と診断されました。

 県警察本部は「暑さ対策をすることで、警察職員の命や健康を守り、県民を守るための活動を能率的に行える環境づくりを進めていく」として県民に理解を呼びかけています。

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