設備費や運転資金など 市が小規模事業者の創業を補助
これから創業する小規模事業者の支援のため、三重県鈴鹿市は、初期費用の一部を補助する制度を、今年度新たに創設し、末松市長は補助金の積極的な利用を呼びかけました。
「鈴鹿市創業促進補助金」は金銭的な負担を軽減することで創業を促進し、地域経済の活性化を図ろうと市が今年度、初めて創設したものです。
補助金の対象は鈴鹿市内に住民登録があり、一次産業と金融・保険業以外の業種で今年4月1日以降に創業し、市商工会の支援を受けるなどした人です。
補助される初期費用は、建物の工事費用や機械装置などの「設備費用」と研修費やマーケティング調査費などの「運転資金」となっていて、補助率は2分の1、上限は30万円です。
末松市長は「融資を受けずに創業を目指している人へぜひこの制度をつかっていただいて、一人でも多くの人に創業いただけたらと思う」と話していました。
鈴鹿市では補助を受けたい人はまずは窓口で相談してほしいと話しています。