県内では初 自転車の酒気帯び運転で免許を停止
三重県警は23日、伊勢市の40代の男性が自転車の酒気帯び運転をしたとして、男性の自動車の運転免許を停止する行政処分を科したと発表しました。
自転車の酒気帯び運転者に対して、自動車免許を停止する行政処分は、県内で初めてです。
警察によりますと、伊勢市の40代の男性は今年2月、自転車の酒気帯び運転をしたとして摘発されました。
警察は当時の状況を踏まえ、著しく道路における交通の危険を生じさせる恐れがあると判断し、23日、自動車の運転免許を停止する行政処分を科しました。
自動車免許を停止する行政処分は、県内で初めてです。なお、警察は運転免許の停止期間を明らかにしていません。
自転車の酒気帯び運転は、去年11月に施行された改正道交法で罰則が新設され、呼気にアルコールが0・15ミリグラム以上含まれている状態で自転車を運転すると、3年以下の懲役、または、50万円以下の罰金となります。