生徒の返事が小さいと腹を蹴る 32歳男性教諭 戒告処分
部活動の練習中に男子部員に対し、腹を蹴るなどの体罰を行いケガを負わせたとして、三重県立伊賀白鳳高校に勤める32歳の男性教諭が戒告の懲戒処分を受けました。
三重県教育委員会によりますと、男性教諭は、去年10月ハンドボール部の練習中に指導した際、部員の返事の声が小さいことに腹を立て、部員の腹を足で蹴り左腕を手で押すなど全治1週間のケガを負わせました。
その後ケガをした生徒側が警察に被害届を出し、男性教諭は先月、罰金20万円の刑事処分を受けています。
三重県教育委員会は「部活動指導者の研修などを通して再発の根絶につなげていく」としています。