浸水した地下駐車場で車の搬出作業始まる
12日に発生した記録的な大雨で浸水被害を受けた三重県四日市市の地下駐車場で、水没した車の搬出作業が29日から始まりました。
12日に四日市市に降った記録的な大雨の影響で、近鉄四日市駅前のくすの木パーキングでは地下1階と2階に停まっていた274台の車が水没しました。
車の搬出作業は29日の午前10時ごろから始まり、民間のレッカー車2台が駐車場に入り、午前中に水没していた車2台を地上に搬出しました。
地下駐車場の運営会社によりますと、29日の午前中に引き揚げた2台の車は、1.2メートルまで水につかった地下1階の通路部分にあったものだということです。
今後、搬出された車は一度、仮置き場まで運ばれた後、所有者に引き渡される予定です。
本格的な搬出作業は10月1日から20台以上のレッカー車を使って始める予定で、1週間から10日をめどに作業を行うということです。