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津波犠牲ゼロへ 高台の方向しめす「命の矢印」シールを高校生らが配布

 南海トラフ地震などの津波災害による犠牲者をゼロにしようと、6日、三重県立北星高校の生徒たちが四日市市のショッピングモールで防災に関する啓発活動を行ないました。

 北星高校では、災害基本法における予防の取り組みとして、地域住民との避難訓練や津波災害の際に避難する高台の方向を示す「命の矢印」の活動を続けています。

 啓発活動は9月の防災月間にあわせて行われたものです。

 6日は、ボランティア部の生徒や卒業生約10人が、2025年5月に行った避難訓練に参加したイオンモール四日市北の協力で新たに作られた「命の矢印」のシールを買い物客らに配布しました。

 生徒たちは「玄関先など高台の方向にむけてシールを貼ってもらい、日常から防災意識を高めてください」と声をかけながらシールを手渡していました。

 北星高校ボランティア部・部長の村上藍菜さんは「日頃から防災を心がけてもらうことで、いざという時にもためらわずに避難してもらえれば。津波の犠牲者を出さないという確固たる強い意志をもって活動していきたい」と話していました。

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