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正社員採用予定の企業増加 三重県内で3年ぶり上昇

 慢性的な人手不足を背景に今年度、正社員の採用を予定している県内企業の割合が3年ぶりに上昇したことが、民間の調査会社の調べでわかりました。

 帝国データバンクが今年2月に県内の289社を対象に、インターネットで調査を行い、約4割の企業から回答がありました。

 その結果、本年度、正社員の採用予定がある企業は61.7%で、3年ぶりに前の年度を上回り都道府県別では15番目の高さとなりました。

 一方で人件費の高騰や先行き不透明な情勢などを受け「採用予定なし」と回答した企業の割合は27.5%で、2年ぶりに上昇しました。

 「採用予定がある」企業を業種別で見てみると、働き手不足が深刻な農林水産業が100%で最も高く、次いで製造業が85.7%、一昨年から時間外労働の上限規制が適用された建設業や運輸業などで70%を超えています。

 また大企業では新卒の新入社員の採用予定が91.7%と中途の採用を上回りましたが、中小企業では中途採用が新卒の採用を倍近く上回り、即戦力となる中途採用を重視する傾向が顕著に表れています。

 帝国データバンクは「三重県における人手不足は恒常的な課題で今後、賃上げや省力化などに向けた多面的な支援が一層重要になる」としています。

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