式年遷宮に向けて 街道周辺の食などと庭園周遊を組み合わせ にぎわい創出へ魅力をPR
国がすすめるガーデンツーリズム登録制度に、三重県内の7つの庭園でつくる協議会の取り組み「伊勢國お庭街道」がこのほど登録され、4日、三重県庁に関係者が報告に訪れました。
ガーデンツーリズム登録制度は、国土交通省が地域の活性化と庭園文化の普及を目的に2019年からすすめているもので、4日は県内7つの庭園の管理者でつくる「みえガーデンツーリズム協議会」のメンバーらが三重県庁を訪れました。
協議会の横山陽二会長は「伊勢神宮への参拝者が、庭園を眺めながら美味しいものを食べて連泊するなど、滞在型の観光にしていきたい」と話しました。
7つの庭園の管理者がそれぞれの歴史や魅力をPRし、去年秋から名古屋や東京からのバスツアーを行い、好評だということで、協議会では2033年の式年遷宮にむけて、庭園のある街道周辺の食や伝統文化などを組み合わせた周遊・滞在型のガーデンツーリズムを進めてにぎわいの創出を目指します。