帆船「日本丸」歓迎式典 伊勢志摩国立公園指定80周年
伊勢志摩国立公園の指定80周年を記念して、鳥羽港に停泊している帆船「日本丸」の歓迎式典が26日、三重県鳥羽市で開かれました。
歓迎式典には関係者ら約60人が参加、80周年記念事業実行委員会の山本教和会長が「先人たちが築いた伊勢志摩国立公園の環境と自然の大切さを若い人たちに伝えていかなければ」と呼びかけました。
このあと、地元の人達が唄(うた)や鳥羽ゆかりの九鬼水軍をテーマにした踊りを披露し、日本丸を歓迎しました。

また、日本丸の航海の安全を願い、志摩市の中学生・西井うららさんが描いた船絵馬が寺島慎船長に手渡されました。
日本丸は将来の船員を育成するための実習船として1984年に就航した帆船で、全長が約110メートルあり、その姿の美しさや優雅さから「太平洋の白鳥」とも称され、鳥羽港に停泊するのは約30年ぶりとなります。

式典のあと、三重県の一見勝之知事をはじめ関係者が乗組員らの案内で船内を見学し、海の魅力の一端に触れていました。
一見知事は「(帆船は)普通の船と違って自然の力、風の力で走る船です。(子どもたちには)海が我々の身近にあるということを感じてもらいたい」と話していました。
午後からは県内の小中学生を対象にした乗船体験も行われました。

日本丸は27日、鳥羽港を出港します。