小麦や卵などを使わない「たこやき」など 食物アレルギーに対応した屋台グルメが並ぶ夏まつり

食物アレルギーのある子どもたちも楽しめる屋台が並んだ夏まつりイベントが30日、三重県名張市の病院で開かれました。
名張市立病院の小児科の医師の発案で去年初めて開かれ、好評だったことから今年も開催されました。
30日は、事前に申し込みを行った約50組の家族が参加し、屋台に並んだ「たこやき」や「たいやき」「フランクフルト」などの食べ物には、小麦や卵、えび、くるみといった、8大アレルゲンは使用されていません。
訪れた子どもたちは、安心して食べられる屋台の定番メニューを美味しそうに頬張っていました。
参加者からは「みんなと同じものが食べられるのが嬉しい」「病院のスタッフもいてくれているので、もし万が一何かあっても助けてもらえるのでありがたい」との声が聞かれました。
また、好みのモザイクタイルを貼り、オリジナルの貯金箱を作るワークショップも行われたほか、病院の職員による電子オルガンの演奏も行われ、子どもたちに人気のアニメ音楽などがまつり会場の雰囲気を盛り上げていました。