小学生が鎌で稲刈り挑戦 収穫米はおにぎりに
三重県津市の学童保育に通う小学生が、30日、自分たちで田植えを行った田んぼで黄金色に輝く稲を刈り取りました。
米づくりを通じて、自然との触れ合いや食への関心を育もうと、学童保育を運営するどんぐりの会が開いたもので、30日は学童保育に通う小学1年生から6年生までの21人が参加しました。
子どもたちは地元の人から、鎌を押すのではなく力強く引くことなどを教わった後、大きく穂先を垂らした稲を刈り取っていました。
子どもたちが田植えから行い収穫されたお米は今後、精米し、学童保育でおにぎりにして食べるということです。
参加した子どもたちは「鎌の使い方がどうやって使うのか分かった」「稲の下の方を切るのが難しかった」などと話していました。
学童保育の関係者は「子どもたちに米づくりの工夫や苦労を知ってもらい農業への理解を深めてほしい」と話していました。