子どもからお母さんへ 百貨店の館内放送で感謝のメッセージ
5月11日の母の日を前に10日、三重県津市にある百貨店では、館内放送でお母さんに感謝を伝えるイベントが行われ、参加した子どもたちが日頃の感謝を込めたメッセージを読み上げました。
津市にある百貨店・松菱では母の日を前に、店内は母の日仕様の装飾が施され、限定のケーキなども販売されました。
この日、店には、母の日のプレゼントを目当てに多くの買い物客が訪れていて、カーネーションなどの花をはじめ、傘やハンカチといった定番のものから机の上で育てられる植物なども人気だということです。
その松菱で行われたのが、館内放送でお母さんに感謝を伝えるイベントです。
イベントには2家族、5歳から9歳までの子ども3人が参加し、普段は恥ずかしくて言えない感謝の言葉を館内放送を通じてお母さんに伝えました。
参加した子どもは「いつも美味しいご飯や、勉強を教えてくれてありがとう」などとアナウンスしました。
放送を聞いたお母さんは「下の子は緊張していたけれど、お兄ちゃんがいたから良かった。安心して聞けました」と話していました。
今回初めて参加した9歳の上原綾乃さんは、お父さんと一緒に考えてきたメッセージを丁寧に読み上げ、館内で待つお母さんは笑顔で放送を聞いていました。
綾乃さんのお母さんは「こんな大きな”ありがとう”は経験がないので参加した良かった」と話していました。