増加している交通死亡事故受け ショッピングセンターで啓発活動 三重・鈴鹿市

三重県内で交通事故による死者の数が大幅に増えていることを受け、県内各地で交通事故の防止を呼びかける啓発活動が行われました。
三重県内では、今年に入ってから2日までに、交通事故による死者が38人と去年の同じ時期に比べて10人増加し、このうち65歳以上の高齢者が25人で全体の6割以上を占めています。
これを受けて三重県は2日、2023年4月以来となる交通死亡事故多発警報を発令しました。
鈴鹿市では3日、ショッピングセンターそよら鈴鹿白子で鈴鹿警察署や交通安全協会などの職員が「交通事故防止」などとかかれたチラシを買い物客に配り、交通事故の防止を呼びかけました。
三重県警察本部によりますと今年、県内で発生した交通死亡事故の特徴として、前方不注意やスピードの出し過ぎ、シートベルトの未着用などが多いということです。
「交通死亡事故多発警報」は9月30日まで発令されていて、三重県警は取り締まりを強化するなど交通ルールの徹底を呼びかけています。