世界的デザイナーが「伊賀くみひも」の生産現場を見学 来年春にコラボ商品
日本の伝統的工芸品と世界的クリエイターがコラボし、新たな作品を制作するプロジェクトの一環として、14日、三重県伊賀市にある「伊賀くみひも」を生産する「糸伍」を南アフリカ出身のデザイナーが訪問し、組紐の生産現場などを見学しました。
このプロジェクトは、東京にあるデザイン会社が日本の伝統工芸と現代的なアイデアや技術をつなぎ、再活性化しようとおととしから行っているもので、東北地方に次ぐ第2弾として今年は東海3県の6つの伝統工芸とのコラボレーションを行います。
三重県からは国の伝統的工芸品、伊賀くみひもを生産する「糸伍」が選ばれ、南アフリカ出身のデザイナーでBMWやアディダス、クリスチャンディオールなどとコラボを行うアタン・ツィカレさんと新たな作品を創造します。
伊賀くみひもを作る工程を見学したツィカレさんは16日まで伊賀市で作品作りのために様々な場所を見学して来年春頃に作品を完成させ、5月頃に他のクリエイターとの作品と共に日本をはじめ国内外で発表会を開くということです。