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医師の卵らが疼痛について学ぶ 

医師や看護師、理学療法士などそれぞれの分野の医療を目指す鈴鹿医療科学大学と三重大学の学生が、慢性的な疼痛(とうつう)についてチームで連携しながら学ぶ合同授業が、19日から3日間の日程で開かれています。

 鈴鹿医療科学大学と三重大学が2017年度から行っている合同授業で、慢性的な疼痛治療に関わるメディカルスタッフを養成するため、患者に対してチームでの医療をどのように行うかを3日間にわたり学ぶものです。

 今年は、鈴鹿医療科学大学と三重大学医学部の2年生あわせて50人が参加し、グループに分かれて鍼・灸や超音波を使った神経ブロック治療の方法など慢性的な疼痛に対する多様な治療やケアの方法を自分自身で体験しました。

 また、痛みの度合いを客観的な数値で評価できる機械を使っての測定体験も行われました。

 参加した学生からは「普段の授業では関わらない人の意見や専門職の人の意見が聞けて興味深かった」「高齢者から子どもまでかかわり方が大事だと思う」といった声が聞かれました。

 この合同授業は21日まで行われ、1人の患者に対する具体的なチーム医療の取り組みを学びます。

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