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動力を使わずにボルトを取り出す 子どもたちが作業台づくりに挑戦 

子どもたちにものづくりの魅力を体験してもらうイベントが24日、三重県いなべ市のトヨタ車体いなべ工場で開かれました。

 SDGsに関する取り組みを積極的に進めるSDGs未来都市として国から認定されているいなべ市が、自動車の車体メーカートヨタ車体と連携して行っているもので、24日は市内の小学生と中学生あわせて15人が参加しました。

 2025年は小学5年生以下のコースも初めて行われ、子どもたちは2つのコースに分かれてものづくりに挑戦しました。

 このうち、6年生以上のコースでは従業員と同じ作業服を着用し、動力を使わずに滑車と重力を利用してボルトを一本ずつ取り出す作業台作りに取り組みました。

 組立の順序などに迷う姿もありましたが、参加者たちは作業台の仕組みを考えながら、従業員のアドバイスを受け、工具を使って作業を行っていました。

 参加者は「自分で見て作るというのが仕組みとかを考えないといけないから勉強になった」「部品をはめるところが取れたりしてちょっと難しかった」などと話していました。

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