全国初 農林水産省が商工会議所と輸出協定 東海地域の産品強化へ
東海地域の農林水産物や加工食品などの輸出の促進を進めてきた四日市商工会議所と、農林水産省の東海農政局がさらに輸出を拡大し、地域経済の発展につなげようと連携協定を結びました。
16日に開かれた締結式には、四日市商工会議所の小川謙会頭と東海農政局の秋葉一彦局長が出席し、協定書に調印しました。
農林水産省が商工会議所と食品の輸出に関して協定を結ぶのは全国で初めてとなります。
この協定により、四日市商工会議所に所属する食品の加工製造業といった約100の事業者だけでなく、東海農政局のネットワークを通じて農業生産者などにも幅を広げて顧客のニーズに応えていくということです。
東海農政局の秋葉一彦局長は「この協定により東海地域の農林水産業、そして食品産業の更なる発展につながる」と期待を示しました。
今後は、中国やシンガポールを中心に地場産品の輸出を促し、地域経済へのさらなる貢献を目指すということです。