仏さまを表す神聖な花 丹生大師のスイレン見頃
丹生大師の名で親しまれている三重県多気町の神宮寺で、スイレンの花が見頃となっています。
スイレンは山門脇の池にあり、毎年ゴールデンウイーク明けから花が咲き始めます。
池の中の泥から栄養を吸収して清らかな花を咲かせるスイレンやハスの姿は、煩悩の世界から解脱した仏さまを表すとして仏教では神聖な花とされています。
この池では以前、鯉が泳げないほど葉が繁殖していましたが、5・6年ほど前からボランティアが毎年、池の底の清掃を行ってからは美しい水面とスイレンが楽しめるようになったということです。
神宮寺のスイレンは7月上旬まで楽しめ、午後には花が閉じてしまうため午前中の散策がおすすめです。