京都府の今井完眞さんの作品が大賞 来場者の投票で決定
一般の来場者の投票によって大賞を選ぶ「パラミタ陶芸大賞」の受賞者が決まり、13日、展覧会が開かれている三重県菰野町のパラミタミュージアムで発表されました。
今年のパラミタ陶芸大賞には全国の美術関係者らの推薦によって選ばれた作家6人がノミネートされ、5月31日から7月3日までの期間、来場者による投票が行われました。
投票の結果、ナポレオンフィッシュやオオサンショウウオなど生き物の質感を繊細かつリアルに表現し、有効投票数1972票のうち616票を獲得した京都府の今井完眞さんが大賞に輝きました。
岡田文化財団の望月俊二事務局長から表彰状を手渡された今井さんは「大きな賞を頂き、とても嬉しく思います。一点一点大切に、もっと魅力的な作品を作っていけるよう頑張りたい」と喜びを語りました。
今井さんをはじめ、時代を代表する6人の作家の作品は7月21日までパラミタミュージアムで展示されています。