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九鬼水軍太鼓で出迎え 大型クルーズ船初寄港

三重県鳥羽市の鳥羽港に、商船三井クルーズの大型クルーズ客船が12日、初寄港し、地元の自治体や観光団体などによる歓迎セレモニーが開かれました。

 鳥羽港に初寄港したのは全室スイートの大型高級クルーズ客船「MITSUI OCEAN FUJI」で、約250人の乗船客は鳥羽九鬼水軍太鼓による力強い演奏で出迎えられました。

 鳥羽マリンターミナルで開かれたセレモニーでは、鳥羽市観光協会の原田佳代子会長が「美しい自然景観に恵まれた鳥羽で海女文化などを体感してほしい」と歓迎の言葉を述べました。

 また、船長をはじめとしたクルーズ船のクルーに現役の海女たちから花束と航海の安全を祈願したステッカーなどが手渡されました。

 鳥羽市をはじめとした地元自治体や観光団体などで作る協議会では、大型クルーズ船の誘致・受入れを進めていて、協議会の会長を務める鳥羽市の小竹篤市長も期待を寄せています。

 小竹市長は「今年度29艘のクルーズ船をお迎えすることになっている。昨年は11艘(そう)だったので、三倍近くお迎えすることになった。太鼓が鳴っているが、こういうおもてなしも十分させてもらい、また鳥羽の方へ寄港したいと思ってもらえるようなおもてなしをしたい」と話していました。

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