世界にひとつのブレスレットや豆うちわ 津市で伝統工芸体験
伊賀くみひもや伊勢型紙など三重県の伝統工芸を体験できるイベントが、6日、津市のショッピングモールで開かれました。
このイベントは、三重県の芸術文化の振興や発展にむけてさまざまな事業活動を行う岡田文化財団が、多くの人に活動を知ってもらおうと開いたものです。
会場には、伊賀くみひもで作るブレスレットやキーホルダーのほか、好きな絵柄を選び伊勢型紙を彫って作る豆うちわなど、三重県の伝統工芸品づくりを体験出来るコーナーが設けられました。
訪れた買い物客らは、好みの色の糸やうちわの絵柄を選び、スタッフの指導を受けながらオリジナルの作品を作り上げていました。
伊賀くみひもを体験した親子は「子どもでもできたので楽しかったです。カバンに付けたいと言っていたので大事にしたいと思います」と話していました。
また、ステージでは、津市に古くから伝わる伝統芸能である「唐人おどり」や「しゃご馬」が披露され、イベントを華やかに盛り上げました。
会場には、岡田文化財団が運営する美術館が所蔵する彫刻作品なども展示されました。