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三重県知事に一見さん再選 県議補選では参政党が議席

7日に投票が行われた三重県知事選挙は、自民党や立憲民主党などが推薦した現職の一見勝之さんが約37万票を獲得し2回目の当選を果たしました。

 一見さんは亀山市出身の62歳。防災対策や子育て支援の推進など1期4年間の実績を訴えて全体の7割近くにあたる約37万票を獲得し、2回目の当選を果たしました。

 一見さんは「今までやってきたことをさらに前に進め、どんな課題にも逃げずにしっかり受け止めて課題を整理し、前に進めたい。引き続き三重県民の命を守りたい」と述べました。

 一方、無所属・新人の伊藤昌志さんはSNSを中心に支持を広げ、全体の3割近くにあたる約17万票を獲得しました。

 伊藤さんは「同じ思いの人たちと気持ちを共有することができてよかった」と振り返りました。

 今回、共産党の支持を受けた石川剛さんは前回4年前の選挙より3万票以上票を減らしました。

 石川さんは「棄権するという声が多かったが、そういうことをしないで三重県を変えていこうと言いたい」と話しました。

 また、7日は三重県議会議員の3つの選挙区の補欠選挙も行われました。

 欠員2の桑名市・桑名郡選挙区では無所属で新人の市野修平さんと、参政党で新人の難波聖子さんが初めての当選を果たしました。愛知・岐阜・三重の東海3県の県議会で参政党が議席を獲得したのは初めてです。

 難波さんは「1票1票の積み重ねが当選につながったと思うと感慨深い。メガソーラーや脱炭素を、もう一度見直してみたい。差別ではなく『日本人ファースト』。日本の伝統を守っていきたい」と語りました。

 欠員1の鈴鹿市選挙区では無所属・新人の曽我正彦さんが初当選。同じく欠員1の伊賀市選挙区では無所属・新人の市川岳人さんが初当選を果たしました。

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