三重・和歌山・奈良の知事がヒラメやアワビの養殖を視察
三重県をはじめ、紀伊半島に位置する3つの県の知事が集まり、意見を交わす紀伊半島知事会議が、15日に志摩市で開かれ、会議の前には南伊勢町にある水産施設の視察も行われました。
紀伊半島地域の振興と活性化を図るため、三重・奈良・和歌山の3県の知事が年に1回集まり、各県持ち回りで行われているもので、35回目を迎える今回は三重県で行われました。
今回の紀伊半島知事会議には、三重県の一見勝之知事と和歌山県の宮﨑泉知事、奈良県の山下真知事らが参加。会議に先立って3県の知事はヒラメやアワビ、サザエといった魚介類の養殖や研究などを行っている南伊勢町水産センターを視察。また、隣接する宿田曽漁港の魚市場では地元産の養殖マグロを試食しました。
その後、3県の知事らは志摩市のネムリゾートに移動し、紀伊半島の広域的課題について議論しました。
会議では、南海トラフ地震などの大規模災害に備えた紀伊半島における防災や、林業振興の取り組みなどについて話し合われました。