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一夜明け 立憲・小島さん初当選の抱負を語る

20日、投開票された参議院議員選挙。全国でも有数の激戦区として注目された三重選挙区は、立憲民主党の新人・小島さんが、自民党の現職・吉川有美さんに約6万3600票差をつけて初当選を果たしました。

 当選から一夜明け、小島さんは津市内の事務所で自身の当選を報じた新聞に目を通し、改めて初当選の喜びを噛みしめました。

 小島さんは「最終的には三つ巴となった中で、しっかり票を取らせてもらった」と振り返った上で、各地での演説を通して、生活に苦しむ人に光を当てる訴えが有権者に届いたことが勝因の一つだと話し、今後は、物価高騰対策や教育の充実などに力を入れていきたいと抱負を語りました。

 一方、敗れた自民党で現職の吉川さんは20日夜、「自民党への逆風を身に染みて感じた」と選挙戦を振り返りました。

 21日に会見を行った自民党三重県連の田村憲久会長は「自民党以外の保守系に追い風が吹き、厳しい戦いとなった」と述べました。

 今回の選挙の投票率は前回・3年前に比べて7.67ポイント高い、60.45%となり、参議院通常選挙では2010年以来、15年ぶりに60%を超えました。

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