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レスリング・パリ五輪金の藤波朱理 初の冠大会開催 全国から476人出場

 パリオリンピックのレスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した、三重県四日市市出身の藤波朱理選手の名を冠したレスリング大会が、四日市市で開かれました。

 世界で活躍する選手の輩出をめざして、藤波選手が立ち上げた大会で、第1回となった今回の大会には、全国各地の園児から中学生まで71チーム476人が出場しました。

 大会会長として挨拶した藤波選手は「大会の主役は選手の皆さん。今まで練習してきた自分を信じて思い切って楽しんで戦って下さい」と呼びかけました。

 INABEレスリングアカデミーの萩野貴大選手が「スポーツマンシップにのっとって正々堂々と戦うことを誓います」と選手宣誓しました。

 障がい者レスリングのパラリンピック種目入りを目指して、障がいがある人同士で戦うエキシビジョンマッチが行われ、勝敗が決まると会場からは大きな拍手が送られていました。

 大会は、幼稚園の部から中学生男子・女子の部まで8つの部門に分かれてトーナメント戦が行われました。

 子どもたちは家族や仲間からの大きな声援を受けながら、組み合ったりタックルを仕掛けたりと積極的にポイントを狙っていました。

 藤波選手は「レスリングを始めた4歳から今まで夢中になってこれた。厳しい練習などもあるが、それ以上にいい経験ができるので、楽しんでレスリングをしてほしい。キッズたちの憧れになれるようこれからも頑張っていきたい」と話しました。

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