アメリカ関税引き上げで三重県内への影響は?
アメリカのトランプ政権による関税引き上げの影響について、三重県が県内の製造業などを対象に行った調査で、約2割の企業が「影響あり」と回答したことが分かりました。
アメリカは4月から輸入自動車に、先月からは自動車部品にも25%の追加関税を発動しています。
三重県が約360社に行った調査では「影響あり」が19%、「影響の可能性あり」が28%、「影響なし」は45%でした。
企業からは「自動車関連の受注が減少し、資金繰りが厳しい」といった声も出ています。
一方、農業や水産業では現在のところ影響は確認されていません。
県は相談窓口を設けるとともに、資金繰り支援のための補正予算案を県議会に提案しています。