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「戦争は庶民の暮らしも破壊」 中学校で空襲の悲惨さを伝える

 戦後80年の今年、1945年の桑名空襲を若い世代に伝えようと、24日、三重県桑名市立光陵中学校で劇団による朗読劇が行われました。

 公演したのは、桑名高校演劇部のOBらが立ち上げた「劇団すがお」で、2022年から市内の小中学校で出前公演を続けています。

 この日は光陵中の1・2年生が平和学習の一環で参加。最初にスライドで空襲の様子や被害、当時の生活を学んだあと、空襲で家族や友人を失った3人の体験記を劇団員が朗読しました。

 「一夜明けた桑名は地獄そのものだった」「戦争は兵士だけでなく庶民の暮らしも自然も破壊する」と、その悲惨さが語られました。

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