「市民に愛されるような名称に」 駅前円形デッキの愛称募集へ
三重県四日市市の中心部を通る中央通りの再編事業として、近鉄四日市駅前で整備が進められている円形デッキの愛称の募集が8月から行われます。
四日市市は、近鉄四日市駅と新たに建設されるバスターミナルなどを結んで待ち合わせなどの機能も持つ円形デッキを整備していて、今年12月に完成する予定です。
22日に行われた定例会見で四日市市の森智広市長は、円形デッキが市民に親しまれ、まちなかを象徴するものとなるよう愛称の募集を行うと発表しました。
森市長は「円(形)はかなり珍しい。市民に愛されるような名称、いい名前になってほしい」と期待を寄せました。
募集期間は8月1日から9月16日までで、誰でも応募することができ、採用された人には5万円が贈られるということです。
四日市市は選考委員会を設置し、候補をしぼった後の11月ごろに、選出された候補の中から四日市市に住む人などからの投票で愛称を決定します。
なお円形デッキは照明も整備される予定で、季節に合わせた配色などで市街地の夜を演出できることから、8月1日の夜に試験点灯が行われるほか、8月2日の大四日市まつりの初日の夜には特別演出の点灯も行われるということです。