「命がけで産んだ命は命がけで育てよう」 助産師・内田美智子さんが講演

子どもたちに命の尊さや愛されていることを伝える講演会が6日、三重県四日市市で開かれました。
子どもから大人までが自分らしさを大切に生きていける地域づくりに取り組んでいる団体が開いたものです。
6日は、福岡県で夫とともに産婦人科医院を営み、これまで3000人以上の新生児を取り上げてきた助産師の内田美智子さんが「お母さんは命がけであなたを産みました」と題して講演しました。
内田さんは「保育士とは違い、パパとママは保育や幼児教育のプロではない」と話し「命がけで産んだ命は、命がけで育てよう。自分も他人も尊重できる命を育てるのは大人の使命」と呼びかけていました。
主催した「夢☆mie」の山口花子代表は「自分が大切だとわかると周りの人も大切にしようと思う。その優しさの思いやる気持ちがつながって温かい地域になる。子どもたちが元気な地域は本当に良い地域と確信していて、そういう地域づくりをしていきたい」と話していました。