「なくそう核兵器」 終戦80年の平和行進

2025年で終戦から80年を迎えます。核兵器の廃絶と平和への願いを込めた平和行進の集会が14日に三重県津市内で開かれました。
平和行進は、平和への思いや願いを未来へつなげようと毎年全国各地で行われていて、県内では三重県生活協同組合連合会が三重県原爆被災者の会などと協力して取り組んでいます。
14日の集会には、組合員や一般市民など約100人が参加し、出発を前に三重県生協連の堀尾茂貴副会長理事が「今年は広島・長崎の被爆から80年。核兵器使用の危険が高まる今こそ核兵器廃絶の声を広げ、核兵器廃絶への道を切り開くために行動していくことが重要になっていく」などと訴えました。
津市のお城西公園を出発した参加者は「なくそう核兵器」や「被爆80年」などと書かれた横断幕を掲げながら国道23号を行進しました。
三重県生協連などによる平和行進は18日にかけて伊賀市や名張市など県内各地で行われ、平和のバトンがつながれます。