ポケモン映画歴代全作品一覧と公開年順まとめ

ポケモン映画歴代の全作品数やタイトルを調べたとき、情報が断片的で「結局何作あるのか」「どんな順番で公開されたのか」が分かりにくいと感じたことはありませんか?

1998年の第1作から現在まで、劇場版ポケモンはシリーズの世代交代とともに作風やタイトルの付け方も変化しており、全体像を把握するには公開年順の一覧が欠かせません。

この記事では、ポケモン映画の歴代全作品を公開年順の一覧表で整理し、自分がどの作品を見ていないか、シリーズがどう変遷してきたかをひと目で確認できる状態にします。

TOC

ポケモン映画は全部で何作?歴代作品数の全体像

ポケモン映画は1998年の第1作公開から現在まで、長期にわたって制作されてきた人気シリーズです。

このセクションでは、劇場版ポケモン映画の総作品数と、シリーズがどのように区分されているかを整理します。自分が観た作品や見ていない作品を把握するための基礎知識として、まずは全体のボリューム感を確認しましょう。

劇場版ポケモン映画の総数

劇場版ポケモン映画は2020年公開の『劇場版ポケットモンスター ここ』が最終作として、長編24作品が公開されており、1998年から毎年夏休みシーズンを中心に継続制作されている

劇場版ポケモン映画は、2020年時点で24作品が公開されています。第1作『ミュウツーの逆襲』(1998年)から毎年夏休みシーズンに新作が公開され、一部の年を除いて継続的に制作されてきました。

この24作品には長編映画のみを含み、短編やスピンオフ作品は別途カウントされます。

2020年以降は新たな劇場版映画の公開予定が未定となっており、シリーズの形式に変化が生じています。

最新作は第24作『劇場版ポケットモンスター ここ』(2020年12月公開)として位置づけられており、森で育った少年とサトシの出会いが描かれています。

これまでに公開された24作品を公開年順に整理すると、以下のようになります。

第1作『ミュウツーの逆襲』(1998年)、第2作『幻のポケモン ルギア爆誕』(1999年)、第3作『結晶塔の帝王 ENTEI』(2000年)、第4作『セレビィ 時を超えた遭遇』(2001年)、第5作『水の都の護神 ラティアスとラティオス』(2002年)、第6作『七夜の願い星 ジラーチ』(2003年)、第7作『裂空の訪問者 デオキシス』(2004年)、第8作『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』(2005年)、第9作『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』(2006年)、第10作『ディアルガVSパルキアVSダークライ』(2007年)です。

第11作『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』(2008年)、第12作『アルセウス 超克の時空へ』(2009年)、第13作『幻影の覇者 ゾロアーク』(2010年)、第14作『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム』(2011年)、第15作『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』(2012年)、第16作『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』(2013年)、第17作『破壊の繭とディアンシー』(2014年)、第18作『光輪の超魔神 フーパ』(2015年)、第19作『ボルケニオンと機巧のマギアナ』(2016年)、第20作『キミにきめた!』(2017年)です。

第21作『みんなの物語』(2018年)、第22作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(2019年)、第23作『ここ』(2020年12月公開)です。

シリーズの区分(無印・AG・DP・BW・XY・サン&ムーン・新シリーズ)

ポケモン映画は、テレビアニメシリーズの世界観に連動する形で制作されており、アニメの区分に応じて大きく7つの時代に分類されます。

無印時代は第1作『ミュウツーの逆襲』から第5作『水の都の護神 ラティアスとラティオス』まで、アドバンスジェネレーション(AG)は第6作『七夜の願い星 ジラーチ』から第9作『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』まで、ダイヤモンド&パール(DP)は第10作『ディアルガVSパルキアVSダークライ』から第13作『幻影の覇者 ゾロアーク』までです。

ベストウイッシュ(BW)は第14作『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム』から第16作『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』まで、XY時代は第17作『破壊の繭とディアンシー』から第19作『ボルケニオンと機巧のマギアナ』までです。

サン&ムーン時代は第20作『キミにきめた!』と第21作『みんなの物語』、そして2019年以降の新シリーズは第22作以降として位置づけられます。

各時代で主人公サトシの旅の舞台や仲間が変化し、映画の雰囲気やテーマにも違いが見られるため、シリーズ区分を把握しておくと作品選びの参考になります。

第20作『キミにきめた!』と第21作『みんなの物語』は、テレビシリーズとは独立したパラレルワールド的な位置づけとなっており、既存シリーズとは異なる解釈で制作されています

短編・同時上映作品の扱いについて

劇場版ポケモン映画では、初期から2010年代前半にかけて長編映画の前に短編作品が同時上映されるスタイルが取られていました。

これらの短編は『ピカチュウのなつやすみ』(1998年、第1作と同時上映)や『ピカチュウたんけんたい』(1999年)などピカチュウを中心としたものが多く、全10作品が制作されています。

短編作品は一般的に「劇場版の作品数」には含めず、別枠として扱われるのが通例です。そのため、ポケモン映画の作品数を語る際には「長編24作品」と「短編10作品」を分けて数える形が正確といえます。

短編を含めるかどうかで総数が変わるため、作品リストを確認する際には長編のみか短編込みかを意識しておくとよいでしょう。

全体像を把握したところで、シリーズの変遷や各時代の特徴をさらに詳しく見ていきましょう

気になる作品が見つかった場合は、配信サービスやDVD・Blu-rayなどで視聴方法を確認するとスムーズに鑑賞へ進めます。

ポケモン映画歴代全作品一覧【1998年〜2026年公開年順】

ポケモン映画は1998年の第1作から2020年公開作品まで、20年以上にわたって制作されています。

本セクションでは、全作品を公開年順に整理し、各シリーズごとの作品番号とタイトルを一覧で提示します。

時系列で並べることで、アニメシリーズの切り替わりやシリーズ全体の変遷を俯瞰できます。

1998年から2020年までの全24作品を、公開年順・シリーズ別に整理しています

以下は全24作品の一覧表です。作品番号、公開年、タイトルを一度に確認できます。

作品番号 公開年 タイトル
第1作 1998年 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
第2作 1999年 劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕
第3作 2000年 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI
第4作 2001年 劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇
第5作 2002年 劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス
第6作 2003年 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ
第7作 2004年 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス
第8作 2005年 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ
第9作 2006年 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ
第10作 2007年 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
第11作 2008年 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
第12作 2009年 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ
第13作 2010年 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク
第14作 2011年 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム / 白き英雄 レシラム
第15作 2012年 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ
第16作 2013年 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
第17作 2014年 ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー
第18作 2015年 ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ
第19作 2016年 ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ
第20作 2017年 劇場版ポケットモンスター キミにきめた!
第21作 2018年 劇場版ポケットモンスター みんなの物語
第22作 2019年 ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
第23作 2020年 劇場版ポケットモンスター ここ

1998年〜2002年:無印シリーズ(第1作〜第5作)

アニメ無印シリーズと連動して制作された初期5作品で、劇場版ポケモンの基盤を確立した時期です。

サトシとピカチュウを主人公に、伝説のポケモンを軸としたストーリー展開が特徴となっています。

  • 第1作:劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年)
  • 第2作:劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(1999年)
  • 第3作:劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI(2000年)
  • 第4作:劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇(2001年)
  • 第5作:劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年)

2003年〜2006年:アドバンスジェネレーション(第6作〜第9作)

アニメがホウエン地方編に移行したことに伴い、新たな仲間キャラクターとともに展開された4作品です。

この時期から副題の表現が多様化し、作品ごとの個性が強調されるようになりました。

  • 第6作:劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ(2003年)
  • 第7作:劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス(2004年)
  • 第8作:劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ(2005年)
  • 第9作:劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ(2006年)

2007年〜2010年:ダイヤモンド&パール(第10作〜第13作)

シンオウ地方を舞台としたアニメシリーズに対応した4作品で、空間や時間といった壮大なテーマが扱われました。

第10作は記念作品として位置づけられ、以降もシリーズの安定期として毎年公開が続きました。

  • 第10作:劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年)
  • 第11作:劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ(2008年)
  • 第12作:劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ(2009年)
  • 第13作:劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク(2010年)

2011年〜2013年:ベストウイッシュ(第14作〜第16作)

イッシュ地方を舞台にしたアニメシリーズに合わせた3作品です。

第15作と第16作では神話的要素やミュウツーの再登場など、過去作品との関連性を意識した展開が見られました。

  • 第14作:劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム / 白き英雄 レシラム(2011年)

第14作はストーリーが一部異なる2バージョンとして公開されましたが、作品番号は1作としてカウントされています

  • 第15作:劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ(2012年)
  • 第16作:劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒(2013年)

2014年〜2016年:XYシリーズ(第17作〜第19作)

カロス地方を舞台にした3作品で、メガシンカやジガルデといった新要素が物語の中核に据えられました。

映像表現の進化とともに、作品のビジュアル面での質的向上が顕著になった時期です。

  • 第17作:ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー(2014年)
  • 第18作:ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ(2015年)
  • 第19作:ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ(2016年)

2017年〜2019年:サン&ムーン(第20作〜第22作)

アローラ地方を舞台にした3作品で、第20作では過去作のリメイクという新たな試みが行われました。

第21作以降は、アニメシリーズとの連動性を保ちながら独自のストーリーが展開されています。

  • 第20作:劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年)
  • 第21作:劇場版ポケットモンスター みんなの物語(2018年)
  • 第22作:ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年)

2020年以降:新展開期(第23作以降)

2020年には『劇場版ポケットモンスター ここ』が公開され、森で育った少年とサトシの出会いが描かれました。

この作品は2020年12月に劇場公開され、最新の劇場版作品として位置づけられています。

2020年以降は新たな劇場版映画の制作予定が未定となっており、シリーズの形式に変化が生じています。

  • 第23作:劇場版ポケットモンスター ここ(2020年)

ここまでで全作品の公開年とタイトルを時系列で確認できました。

気になる作品が見つかった場合は、各作品の登場ポケモンやストーリーの詳細情報、または動画配信サービスでの視聴可否を確認することで、次の視聴計画を立てることができます。

次のセクションでは、これらの作品を制作背景やテーマ性の観点から分類し、シリーズ全体の構造をより深く理解できるよう整理します。

ポケモン映画の歴代人気作品・興行収入ランキング

ポケモン映画は1998年の第1作以降、2020年までに劇場版アニメ作品が24作品公開されています。

興行収入や評価には作品ごとに差があります。どの作品が多くの観客を動員したのか、ファンから支持されているのはどの作品なのかを把握することで、自分がまだ観ていない人気作品や、世代を超えて評価される作品を知ることができます。

興行収入データ、ファン投票の結果、世代別の代表作という3つの観点から、ポケモン映画の人気作品を整理します

歴代興行収入TOP5

興行収入は作品の動員規模を示す客観的な指標であり、劇場公開時の注目度や社会的影響力を反映しています。

ポケモン映画の興行収入は、一般社団法人日本映画製作者連盟が公表している統計データや配給会社の発表資料をもとに確認できます。

歴代で最も高い興行収入を記録した上位5作品は以下のとおりです。

第1位は1998年公開の第1作『ミュウツーの逆襲』で興行収入は72.4億円、第2位は1999年公開の第2作『幻のポケモン ルギア爆誕』で64億円、第3位は2007年公開の第10作『ディアルガVSパルキアVSダークライ』で50.2億円とされています。

第4位は2000年公開の第3作『結晶塔の帝王 ENTEI』で48.5億円、第5位は2008年公開の第11作『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』で48億円を記録しました。

上位3作品はいずれも1998年から2007年にかけて公開された作品であり、ポケモンブームと映画の高い注目度の時期と重なっています

近年の作品では実写映画『名探偵ピカチュウ』も高い興行収入を記録しており、アニメシリーズとは異なる新たな人気を示しました。

ファン投票・評価で人気の高い作品

興行収入以外にも、公開後の評価やファンによる投票結果から人気作品を確認することができます。

映画レビューサイトや公式の周年企画で実施されるファン投票では、興行収入とは異なる基準で作品が選ばれる傾向があります。

たとえば『ミュウツーの逆襲』は興行収入だけでなく、ストーリーの深さやテーマ性の面でも高く評価され、ポケモン公式の周年記念投票企画や映画レビューサイトでの評価で上位にランクインする傾向が見られます。

また2005年公開の『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』や2007年公開の『ディアルガVSパルキアVSダークライ』といった作品も、映像美やキャラクター人気から根強い支持を集めています。

2017年以降では『キミにきめた!』や『みんなの物語』など、ノスタルジーと新規性を両立させた作品が高評価を得ており、世代を問わず支持される傾向にあります。

世代別の代表作品

ポケモン映画は20年以上にわたって制作されているため、視聴者の年齢層や視聴時期によって思い入れのある作品が異なります。

1998年から2002年頃に子ども時代を過ごした世代にとっては、1998年公開の『ミュウツーの逆襲』、1999年公開の『ルギア爆誕』、2001年公開の『セレビィ 時を超えた遭遇』などが記憶に残る代表作となっています。

2003年から2010年頃の作品では、2003年公開の『七夜の願い星 ジラーチ』、2005年公開の『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』、2007年公開の『ディアルガVSパルキアVSダークライ』などが、アドバンスジェネレーション・ダイヤモンド&パール世代の視聴者に支持されています。

2017年以降は『キミにきめた!』『みんなの物語』といったリブート的な作品が登場し、かつてポケモンに触れた大人世代と現在の子ども世代の両方に訴求する内容となっています。

ポケモン映画は各世代ごとに異なる代表作を持ち、幅広い層に支持されるシリーズとして成長してきました

ここまでで人気作品の傾向は把握できましたが、実際にこれらの作品をどこで視聴できるのかが気になる方も多いでしょう。

次のセクションでは、ポケモン映画の視聴方法と配信サービスの状況について整理します。

ポケモン映画のシリーズ変遷と転換点

ポケモン映画は1998年の第1作公開から四半世紀以上にわたり制作が続いており、その間にはテレビアニメシリーズの世代交代や劇場アニメ市場の変化に応じて、作風や制作方針にいくつかの転換点が存在します。

本セクションでは、シリーズ全体を時期ごとに区分し、それぞれの時代における特徴や節目となった作品を整理します。これにより、単なる作品一覧を超えて、シリーズ全体の流れと変化の背景を理解できるようになります。

シリーズは大きく3つの時期に区分され、各時期で主人公の描き方や物語構造に明確な違いが見られます

シリーズは2020年時点で24作品が劇場公開されており、大きく分けて初期〜中期(1998〜2004年)、中期〜後期(2005〜2016年)、新展開期(2017年以降)の3つの時期に区分されます。

各時期で主人公の描き方や物語構造に明確な違いが見られるため、自分が記憶している作品がシリーズ全体のどの位置にあるかを把握する手がかりとなります。

初期〜中期:ミュウツーからデオキシスまでの成長期

1998年から2004年までの7年間には第1作から第7作までが公開されており、社会現象となったテレビアニメの人気を背景に、毎年夏の定番イベントとして定着した時期です。

第1作「ミュウツーの逆襲」(1998年)は興行収入が72.4億円を記録し、以降も第2作「幻のポケモン ルギア爆誕」(1999年)、第3作「結晶塔の帝王 ENTEI」(2000年)、第4作「セレビィ 時を超えた遭遇」(2001年)、第5作「水の都の護神 ラティアスとラティオス」(2002年)、第6作「七夜の願い星 ジラーチ」(2003年)、第7作「裂空の訪問者 デオキシス」(2004年)と続きました。

この時期の作品は、サトシとピカチュウを主人公としながらも、伝説のポケモンとの出会いと別れを軸に、命や友情といった普遍的なテーマを描く構成が確立されました。

壮大なストーリーと感動的なテーマ性で、ポケモン映画の基礎が築かれた時代です

中期〜後期:伝説のポケモンを軸としたストーリー展開

2005年から2016年までの12年間には第8作から第19作までが制作され、テレビアニメが「ダイヤモンド&パール」「ベストウイッシュ」「XY」と世代交代を重ねる中で、劇場版も各シリーズに登場する伝説のポケモンを題材とした作品が継続的に制作されました。

ダイヤモンド&パール期には第8作「ミュウと波導の勇者 ルカリオ」(2005年)から第13作「幻影の覇者 ゾロアーク」(2010年)が公開されました。

ベストウイッシュ期には第14作「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム」(2011年)から第16作「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」(2013年)が公開されました。

XY期には第17作「破壊の繭とディアンシー」(2014年)から第19作「ボルケニオンと機巧のマギアナ」(2016年)が公開されました。

この時期には、ゲームソフトの発売サイクルと連動しながら新規ポケモンの劇場初登場を担う役割も果たしており、ファン層の拡大とシリーズの継続性を両立させる方針が取られていました。

一方で、興行収入は初期作品と比較すると緩やかな推移となり、固定ファン向けの安定した興行形態へと移行していった時期でもあります。

2017年以降:「みんなの物語」「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」などの新展開

2017年以降は第20作以降として、シリーズは新たな方向性を迎えました。

第20作「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」(2017年)ではテレビアニメ本編の時系列から独立したパラレル設定が採用されました。

続く第21作「みんなの物語」(2018年)では主人公をサトシだけでなく複数のゲストキャラクターに分散させる群像劇形式が試みられました。

さらに2019年には第1作をフル3DCGでリメイクした第22作「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」が公開され、第23作「ここ」(2020年)では森で育った少年とサトシの出会いが描かれるなど、過去作品の再評価と新規観客層の開拓が並行して進められています

これらの変化は、シリーズの長期化に伴う表現手法の刷新と、固定化したファン層以外へのアプローチを模索する動きと捉えられます。

劇場版の公開ペース・形式の変化

ポケモン映画は1998年から2020年までは原則として年1回のペースで新作が劇場公開されてきました。

2020年は当初の7月公開予定から12月に延期されましたが、『劇場版ポケットモンスター ここ』として12月25日に公開されました。

2020年以降は新たな劇場版映画の制作予定が未定となっており、劇場公開の形式そのものにも変化が見られます。

2020年以降は従来の年1回定期公開の形式に変動が生じており、シリーズの展開方法が多様化しています

これまでにシリーズ全体の流れと各時期の特徴を確認しました。次のセクションでは、これらの作品を実際にどこで視聴できるのか、配信サービスやパッケージ商品の情報を整理します。

ポケモン映画歴代主題歌の系譜

ポケモン映画は映像だけでなく、主題歌もシリーズの重要な構成要素として親しまれてきました。

時代ごとに異なるアーティストが楽曲を担当し、作品のテーマや世界観を音楽面から補完する役割を果たしています。

ここでは主題歌の変遷をたどりながら、音楽面からシリーズ全体を振り返ります。

記憶に残る歴代主題歌一覧

ポケモン映画の主題歌は各作品に合わせて制作され、1998年から2020年まで24作品それぞれに楽曲が用意されています

ポケモン映画の主題歌は、各作品のタイトルや公開年に紐づいて制作されており、当時の音楽シーンを反映した楽曲が選ばれてきました。

1998年の第1作「ミュウツーの逆襲」から2020年の「ここ」まで、24作品それぞれに主題歌が制作されています。

1998年から2010年代前半にかけては、小林幸子や安室奈美恵、ポルノグラフィティといったアーティストが主題歌を担当しました。

映画の公開に合わせて主題歌もヒットチャートに登場する事例が見られます。

2010年代後半以降は、中川翔子やポケモンアニメに縁の深いアーティストのほか、Mrs. GREEN APPLEやBUMP OF CHICKENなど幅広いジャンルのアーティストが起用されるようになりました。

主題歌のタイトルや歌詞には、作品のキーワードや物語のテーマが織り込まれることが多く、映像とともに作品の印象を形作る要素となっています。

世代を象徴する主題歌アーティスト

1998年から2000年代前半の作品では声優やアニメ関連のアーティストが主題歌を担当する傾向が見られました。

2000年代中盤以降は、J-POPアーティストやロックバンドなど幅広いジャンルから起用されるようになりました。

特定のアーティストが複数作品の主題歌を手がけたケースとしては、中川翔子が2010年代に複数の作品で起用されており、それぞれの世代のファンにとって馴染み深い存在となっています。

主題歌の担当者は作品ごとに異なるため、音楽面からもシリーズの多様性と変遷を確認できます。

主題歌から振り返る各作品のテーマ

主題歌の歌詞やタイトルには、映画のストーリーや登場するポケモンの特徴、登場人物の成長といった要素が反映されています。

冒険や友情を描いた作品では力強い楽曲が、感動的な別れや絆をテーマにした作品では情感豊かなバラードが採用される傾向があります。

主題歌を聴くだけで、当時観た映画のシーンが蘇ってくることもありますよね

主題歌を聴くことで当時の映画体験を思い出したり、未視聴の作品に対する興味を持つきっかけになることも多く、音楽はシリーズ全体を記憶に定着させる役割を担ってきました。

作品の内容とあわせて主題歌にも注目すると、より立体的にポケモン映画の歴史を理解できます。

次のセクションでは、これらの歴代作品をどのように視聴できるのか、配信・視聴手段について整理します。

見逃している作品を確認する方法

ポケモン映画の全体像を把握するには、まず歴代作品を時系列で整理することが重要です。

1998年の第1作「ミュウツーの逆襲」から2020年までに、劇場版ポケモン映画は24作品が公開されています。世代や時期によって作風や対象年齢層にも変化があります。

公式サイトや映画データベースサイトでは、公開年・作品番号・タイトルが一覧形式で掲載されています。自分が見た作品と見ていない作品を照らし合わせることで、抜けている作品を発見できます

公式サイトや映画データベースで作品一覧を確認し、自分が見た作品と照らし合わせることで見逃しを防げます

一覧表で見逃していた作品を発見した場合、次に必要になるのは実際に視聴できる手段の確認です。

ポケモン映画の配信状況は時期によって変動するため、複数の方法を組み合わせて調べることで、効率的に視聴機会を見つけることができます。ここでは、配信サービス・レンタル・期間限定公開など、それぞれの調べ方と特徴を整理します。

配信サービスでの視聴可否の調べ方

ポケモン映画の配信状況は定額制の動画配信サービスごとに異なるため、複数のサービスを横断的に検索できるツールを活用すると効率的です。

JustWatchやFilmarksといった配信検索サイトでは、作品タイトルを入力することで、現在どのサービスで配信中かを一覧で確認できます。

配信ラインナップは1〜2ヶ月程度の周期で入れ替わることが多いため、見たい作品が現在配信されているかは視聴予定を立てる際に毎回確認する必要があります

レンタル・購入で視聴できる作品

配信サービスで取り扱いがない場合でも、デジタルレンタルや物理メディアで視聴できる作品は多く存在します。

Amazon Prime VideoやGoogle Play、Apple TV+などのプラットフォームでは、個別作品ごとのレンタルや購入が可能です。

また、TSUTAYAやGEOなどの宅配レンタルサービスでは、過去の劇場版作品を含む幅広いラインナップが用意されています。配信では見つからない作品も見つかる場合があります。

期間限定配信・イベント上映情報の探し方

周年記念や新作公開に合わせて、過去作品が期間限定で配信されたり劇場で上映されたりすることがあります。

こうした情報は、ポケモン映画公式サイトや配信サービスの公式SNSアカウントで告知されることが多いため、新作公開の2〜3ヶ月前や周年時期には重点的にチェックすることで見逃しを防げます。

また、映画館の公式サイトでは「応援上映」や「一挙上映イベント」などの企画情報が掲載される場合もあり、複数作品をまとめて視聴できる機会を得られることがあります。

周年記念や新作公開のタイミングは、過去作を一気に見るチャンスです

一覧表で全体像を把握し、視聴手段を確認することで、自分が見ていない作品を計画的に楽しむことができます。

ポケモン映画に関するよくある質問

ポケモン映画を見る前や見た後に、多くの方が気になる疑問をまとめました。作品数や人気作品、視聴方法など、知っておくと役立つ情報を整理しています。ここでは代表的な質問に答えながら、ポケモン映画をより楽しむためのヒントをご紹介します。

ポケモンの映画は全部で何本ありますか?

2020年4月時点で、劇場版ポケモン映画は長編のみで24本が公開されています

劇場版ポケモン映画は、長編作品のみの場合、2020年4月時点で24本が公開されています。

一方、同時上映された短編を含めると、34本以上の作品が存在します。

短編は主に初期のシリーズで同時上映されており、2010年代以降は長編のみの公開が中心です

作品数を数える際は、長編のみを指すか、短編を含むかによって本数が異なる点に注意が必要です。

ポケモン映画で一番人気なのは?

「人気」の基準によって評価の高い作品が異なります

興行収入ではミュウツーの逆襲が歴代1位を記録しており、興行的な成功という点で最も高い評価を得ています。

一方、ファン投票や評価サイトではミュウと波導の勇者 ルカリオなどストーリー性を重視した作品が上位に入ることも多く見られます。

どの作品が「一番人気」かは、興行成績を重視するか、ファンの満足度を重視するかで変わるため、一概には言えません。

ポケモン映画で1番泣けるのは?

感動作として特に評価が高いのは「ミュウツーの逆襲」「キミにきめた!」「ここ」の3作品です

ミュウツーの逆襲は、サトシとピカチュウの絆、命の尊さを描いたシーンが多くの視聴者に印象的です。

キミにきめた!は、サトシとピカチュウの出会いから信頼関係が深まる過程が丁寧に描かれています。

ここは、親子の絆や人間とポケモンの共生がテーマとなっており、別れのシーンに感動したという声が多く見られます。

どの作品が最も心に残るかは、視聴者が重視するテーマや思い入れによって異なります。

ポケモン映画の歴代興行収入ランキングは?

歴代TOP5は「ミュウツーの逆襲」が最高で、以降は「ルギア爆誕」「ダークライ」「エンテイ」「シェイミ」が続きます

歴代1位は「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」で興行収入72.4億円を記録しています。

2位以降は「幻のポケモン ルギア爆誕」が64億円、「ディアルガVSパルキアVSダークライ」が50.2億円、「結晶塔の帝王 ENTEI」が48.5億円、「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」が48億円となっています。

詳しい作品情報やランキングの推移については、本文の興行収入ランキングセクションで全作品を紹介しています。

ポケモン映画は打ち切りになったのですか?

ポケモン映画は打ち切りになっておらず、公開ペースや形式が変化しながら継続しています

ポケモン映画は打ち切りになっていません

1998年から毎年夏に劇場版が公開されてきましたが、近年は公開ペースや作品形式に変化が見られるようになりました。

2020年の『劇場版ポケットモンスター ここ』は12月の公開となり、従来の夏の定期公開から変更されました。

公開スケジュールや形式は時期によって異なるため、最新作の情報は公式サイトで確認するのが確実です。

ポケモン映画はどこで見られますか?

ポケモン映画は複数の配信サービスやレンタルで視聴できます

ポケモン映画は、Amazonプライム・ビデオ、Netflix、U-NEXTなどの主要な動画配信サービスで配信されています。

配信作品や配信期間はサービスごとに異なるため、視聴したい作品が現在配信中か事前に確認しておくと安心です。

また、配信サービス以外にも、DVDやBlu-rayのレンタル、デジタル購入といった方法でも視聴可能です。

レンタルショップやオンラインレンタルを利用すれば、配信されていない作品も視聴できる場合があります。

 

Let's share this post !

Author of this article

Comments

To comment