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公共工事を巡る贈収賄事件 県の職員ら3人を起訴
2023/12/06 18:00
三重県企業庁が発注した水道工事の入札を巡る贈収賄事件で、津地方検察庁は6日、三重県の職員ら3人を起訴しました。受託収賄の罪で起訴された三重県企業庁北勢水道事務所の元副参事・小野弘春被告(60)、伊勢農林水産事務所の課長・酒徳和也被告(57)、また、贈賄の罪で起訴された四日市市楠町の会社役員・新井政智被告(46)の3人です。起訴状などによりますと一昨年7月頃、小野被告と酒徳被告が三重県企業庁の北勢水道事務所が発注した桑名市内の水道管工事の入札をめぐり、土木会社「新陽工業」の社長を務める新井被告から入札の評価に関わる技術資料の作成の助言など便宜を図るよう依頼され、その見返りに、現金200万円を受けとる約束をしたとされています。津地方検察庁は3人の認否を明らかにしていません。