「神仏のふるさとでふれあい旅」(奈良県桜井市) [20.5.25放送]
桜井市をふれあい旅。
桜井市は「仏教伝来の地碑」の建つ、仏教公伝の地。
日本最古の神社ともいわれる大神神社が三輪山の麓に鎮座しています。
そんな神仏のふるさとともいえる桜井市で最初に訪れたのは「三輪明神 大神神社」。
三輪山をご神体とするため、本殿がなく参拝者は三輪山を背後に建つ拝殿を参拝します。
この神社について伝えられる数々の神話を教えてもらいながら、古事記や日本書紀の世界を体感できるような摂社も巡っていきます。
参拝後は地元の人気和食店へ。
2人が訪ねたのは「とろろめし 山和」。
奈良でとれる大和芋を使ったとろろなどの人気メニューをいただきます。
かつて神仏習合の時代は江戸末期まで続き、大神神社にも大御輪寺という神宮寺がありました。
このお寺の本尊だった仏様が現在安置されているのが、同じ市内にある聖林寺。
平安時代に造られた国宝の十一面観音菩薩は、廃仏毀釈の嵐の中、このお寺に移され大事に守られてきました。
明治時代になり、日本の仏像の価値を再発見したフェノロサ、岡倉天心に注目されて以来、
現在まで多くの人を魅了してきました。
神様と仏様を巡る旅です。
[ロケ地:奈良県桜井市]