民俗学者・柳田国男は、日本の神の中心は「先祖」と説きました。とはいっても、死者は、子孫の供養、お祭りによって清まってから、先祖になっていくともされています。 「先祖供養」「祖先崇拝」という、ご先祖さまへの供養・敬い・感謝の気持ちは、神式・仏式に関わらず、受け継がれています。 三重県伊勢市にある「猿田彦神社」、ご祭神は、“みちひらきの神”として崇められている「猿田彦大神」。猿田彦大神の子孫である「宇治土公家」が、代々宮司を務めています。 神社を訪ね、「祖先の神を子孫がおまつりすること」「代々続く神職を受け継ぐこと」など、先祖と子孫の関わりを考えます。 また、明治初期の神仏分離の際、村にあった53のお寺が廃寺となり、現在は、仏像を安置するためのお堂が点在するという村「奈良県・十津川村」に注目し、神式での儀礼が中心となる地域での、先祖供養・祖先崇拝のかたち、そして、地域住民と神社との関わりに目を向けます。
[出演] 東儀 秀樹(雅楽師) 宇治土公 貞尚(猿田彦神社 宮司) 新居 一城(猿田彦神社 権禰宜) 舛谷 武(玉置神社 宮司) 玉置 倬生(十津川村大字竹筒総代) [ナレーション] 向 ますみ
「先祖供養」「祖先崇拝」という、ご先祖さまへの供養・敬い・感謝の気持ちは、神式・仏式に関わらず、受け継がれています。
三重県伊勢市にある「猿田彦神社」、ご祭神は、“みちひらきの神”として崇められている「猿田彦大神」。猿田彦大神の子孫である「宇治土公家」が、代々宮司を務めています。
神社を訪ね、「祖先の神を子孫がおまつりすること」「代々続く神職を受け継ぐこと」など、先祖と子孫の関わりを考えます。
また、明治初期の神仏分離の際、村にあった53のお寺が廃寺となり、現在は、仏像を安置するためのお堂が点在するという村「奈良県・十津川村」に注目し、神式での儀礼が中心となる地域での、先祖供養・祖先崇拝のかたち、そして、地域住民と神社との関わりに目を向けます。
東儀 秀樹(雅楽師)
宇治土公 貞尚(猿田彦神社 宮司)
新居 一城(猿田彦神社 権禰宜)
舛谷 武(玉置神社 宮司)
玉置 倬生(十津川村大字竹筒総代)
[ナレーション]
向 ますみ