2026年度シリーズ特別企画番組

55分番組 × 10回シリーズ
番宣キービジュアル

【本放送】毎月第4土曜日よる9時〜9時55分

【再放送】翌月第3土曜日よる9時〜9時55分

番組概要

三重は、からくりや山車、漁師文化、信仰など豊かな伝統に支えられた祭りの盛んな地域です。過疎化やコロナ禍を経て、継承に困難を抱える状況の中で観光資源やコミュニティ再生の場として新たな意味も生まれています。2026年、三重県誕生150周年と伊勢志摩国立公園指定80周年を迎える今、祭りを通して三重の現在を見つめます。祭りは神事から始まり、時代を超えて装飾や芸術性を獲得し、産業や地域が生んだフェスティバルも加わりました。儀礼とエンターテインメントを併せ持つ現代の祭りは、どんな機能を果たしているのか。観光ガイドにない、知られざる祭りの世界へと誘います。

放送内容

第1話

どもゲーターまつりの“アワ”

鳥羽市
子どもゲーター祭

三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台としても知られる、三重県鳥羽市にある人口255人の離島・神島。南北朝時代に起源があるともされ、かつては大晦日から元旦にかけて行われていた「ゲーター祭り」は、担い手不足により休止している。しかしその伝統は、神島小中学校の子どもたちによって受け継がれ、郷土学習の一環として「子どもゲーター祭り」が続けられている。年越しの行事や学校生活といった島の日常のなかで、子どもたちや先生、神島の人々が力を合わせ、太陽を象ったとされる白い輪「アワ」を巡る祭りの準備が進んでいく。全校生徒6人の神島小中学校を舞台に、2026年の「子どもゲーター祭り」に向けた準備から当日までに密着。再現の先に何が生まれるのかを、子どもたちの姿を通して見つめる。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年4月25日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年5月16日(土) よる9時〜
KBS京都2026年5月12日(火) よる8時〜
東京MX(MX1)2026年5月16日(土) あさ10時〜
とちぎテレビ2026年5月24日(日) よる7時〜
サンテレビ2026年5月24日(日) よる9時〜
チバテレ2026年5月31日(日) ひる2時〜
テレ玉2026年5月31日(日) よる7時〜
群馬テレビ2026年7月19日(日) よる7時30分〜
テレビ神奈川2027年1月6日(水) よる7時〜
第2話

ヤーヤまつりの“提灯ちょうちん

尾鷲市
ヤーヤ祭り

三重県尾鷲市に春を告げる「ヤーヤ祭り」は、約400年の歴史を誇る勇壮な祭りです。その象徴のひとつが、夜の町を彩る無数の「提灯」。それは単なる灯りではなく、氏子一人ひとりの誇りと祈りを映し出す存在です。本番組は、この祭りに込められた美と意味を掘り下げていきます。祭りでは十八の町が五つの組に分かれ、「やあ、やあ。我こそは・・・」という掛け声とともに練り歩き、激しいぶつかり合いを繰り広げます。その中で提灯は、各組、各町のアイデンティティを示す重要な役割を担っています。番組の主役となるのは、十八町の中で最も小さな町・知古町(じろこまち)。今年のヤーヤ祭りで「二番祷」を務めるこの町の人々に密着します。少子高齢化が進むなか、限られた人数で伝統を守り抜こうとする知古町。提灯を受け継ぎ、祭りの日に向けて準備を重ねる――そのひとつひとつの営みに、町の切実な思いが込められています。夜空に浮かび上がる幻想的な提灯の光景とともに、伝統を次の世代へつなごうと必死に向き合う人々の姿を描くドキュメンタリーです。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年5月23日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年6月20日(土) よる9時〜
東京MX(MX1)2026年6月6日(土) あさ10時〜
KBS京都2026年6月9日(火) よる8時〜
とちぎテレビ2026年6月21日(日) よる7時〜
サンテレビ2026年6月21日(日) よる9時〜
チバテレ2026年6月27日(土) よる8時〜
テレ玉2026年6月28日(日) よる7時〜
群馬テレビ2026年8月2日(日) よる8時〜
テレビ神奈川2027年1月13日(水) よる7時〜
第3話

伊賀一ノ井松明講いがいちのいたいまつこうの“松明たいまつ

名張市
お水取りの松明

奈良県東大寺二月堂で毎年3月に営まれる「修二会(しゅにえ)」は、国家安泰や五穀豊穣などを祈る、千年以上続く伝統行事です。その期間中、12日から14日にかけて練行衆が天人に扮して行われる「達陀(だったん)」の儀式では、勇壮な「達陀松明」が用いられます。 この達陀松明に用いられる松明の材料は、伊賀地域をはじめとする人々の篤い信仰によって寄進されてきました。名張市・伊賀地域では、古くから松明に用いられる木材や藁などの材料を調え、東大寺へと調進しています。堂内で炎を激しく燃え上がらせる達陀松明は、厳かな法要の場を浄化し、祈りの象徴として受け継がれてきました。その迫力ある炎と火の粉が舞う光景は、修二会を象徴する場面のひとつとして、多くの人々の心をとらえてきました。本番組では、松明を通して受け継がれる祈りの形から、材料を寄進する人々の思い、そして長年にわたり支え続けられてきた地域の営みに迫ります。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年6月27日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年7月18日(土) よる9時〜
東京MX(MX1)2026年7月4日(土) あさ10時〜
サンテレビ2026年7月12日(日) ひる12時30分〜
KBS京都2026年7月14日(火) よる8時〜
テレ玉2026年7月26日(日) よる8時〜
チバテレ2026年8月15日(土) よる8時5分〜
群馬テレビ2026年8月15日(土) よる10時〜
とちぎテレビ2026年8月23日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年1月20日(水) よる7時〜
第4話

木曳行事きひきぎょうじの“奉曳車ほうえいしゃ

伊勢市
お木曳行事の奉曳車

伊勢神宮で20年に一度行われる「式年遷宮」。その準備を担う伝統行事が「お木曳」です。これは伊勢神宮に奉納する御用材を運ぶ民俗行事で、遷宮が執り行われる年の7年前と6年前の2年にわたって行われます。33ある遷宮関連行事の中でも市民が参加できる数少ない機会であるお木曳は伊勢の街にとって特別な行事と言えます。第4話では、そんなお木曳を象徴する「奉曳車」を取り上げます。

奉曳車は外宮用の御用材を曳くための巨大な車両で、華やかな飾りや提灯で彩られた姿が目を引きます。威勢の良い掛け声、そして観衆の歓声とともに奉曳車が街を進む光景はまさに圧巻です。番組では奉曳車の構造や装飾を取材し、木材の組み方や彫刻、金具など細かなところに宿る職人の技に注目します。また、奉曳車の曳き手などお木曳を取り巻く人々へも取材を行い、伊勢の街と伊勢神宮の関係性に迫ります。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年7月25日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年8月15日(土) よる9時〜
東京MX(MX1)2026年8月1日(土) あさ10時〜
KBS京都2026年8月11日(火) よる8時〜
テレ玉2026年8月23日(日) よる7時〜
チバテレ2026年8月31日(月) よる8時〜
サンテレビ2026年9月13日(日) よる9時〜
とちぎテレビ2026年9月27日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年1月27日(水) よる7時〜
第5話

しおかけまつりの“ふね

志摩市
潮かけ祭り

志摩市に伝わる奇祭「潮かけ祭り」。その舞台となる和具漁港には、海とともに暮らす人々の日々の営みがあります。三重県を代表する漁港の一つである和具漁港は、小型船による一本釣り漁などで水揚げされる魚の鮮度の高さで知られています。

一方で近年は、海水温の上昇や潮流の変化などを背景に漁獲量が減少し、漁師や市場に集う人々は、時代の変化への対応を迫られていました。そんな和具漁港で、2026年7月14日、年に一度の「潮かけ祭り」が行われました。

地域の氏神である八雲神社に祀られる市杵島姫命が、港からおよそ3キロ離れた大島の祠へ里帰りすることを祝う伝統行事です。普段は漁に使われる船が大漁旗を掲げて出航し、港は華やかな祝祭の舞台へと姿を変えます。神事を終えた船団が港へ戻ると、漁船の上や市場の周辺を地域の人々や観光客が埋め尽くします。そして互いにバケツやホースで海水を掛け合い、祭りは熱気あふれるクライマックスを迎えます。

海とともに生きる人々が守り続けてきた伝統。そして変わりゆく海と向き合う地域の姿。和具漁港に息づく、ひと夏の日常と祝祭を見つめました。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年8月22日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年9月19日(土) よる9時〜
東京MX(MX1)2026年9月5日(土) あさ10時〜
KBS京都2026年9月8日(火) よる8時〜
チバテレ2026年9月26日(土) よる6時5分〜
サンテレビ2026年9月27日(日) ひる12時30分〜
テレ玉2026年9月27日(日) よる7時〜
とちぎテレビ2026年10月25日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年2月3日(水) よる7時〜
第6話

ざるやぶり神事しんじの“ざる

津市
ざるやぶり神事

津市の市指定無形民俗文化財である「ざるやぶり神事」は、豊漁と安穏無事を祈願する祭礼として約400年の歴史を持ちます。その名の通り、「ざる」を破る祭礼で、人々がぶつかり合いながら引っ張り合う熱気あふれる瞬間はまさに圧巻です。この神事にとって最も重要な「ざる」に注目して掘り下げます。

ざるやぶり神事は、ふんどし姿の若者たちが練りあい、冷水をかけあうところから始まります。何度もぶつかりあい、クライマックスに突入すると、男たちはもみ合いながら大きなざるを引っ張り合って奪い合い、最後にはざるは破られ、ちぎられてしまうのです。そんなざるに込められた意味や役割を取材します。

ざるの準備から神事のクライマックスまでを追いかけ、なぜざるを使うのか、どのような意味をもつのかを地域の人々の声から探ります。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年9月26日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年10月17日(土) よる9時〜
東京MX(MX1)2026年10月3日(土) あさ10時〜
KBS京都2026年10月13日(火) よる8時〜
とちぎテレビ2026年11月22日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年2月10日(水) よる7時〜
第7話

石取祭いしどりまつりの“祭車さいしゃ

桑名市
石取祭

桑名市の夏を彩る「石取祭」は、“日本一やかましい祭り”として知られ、約300年の歴史を誇る伝統の行事です。町内ごとに飾り立てた「祭車」を曳きながら、鉦や太鼓を打ち鳴らし、街に威勢のいい掛け声を響かせます。この「祭車」を主役に祭りを掘り下げます。

人々にとって祭車は単なる道具ではなく、地域の絆と信仰を象徴する石取祭の要として大切にされてきました。豪華絢爛な祭車は地区ごとの誇りを象徴し、祭りの熱気を最高潮に引き上げる存在なのです。

この祭車に込められた意味を探るとともに、その美しさを生み出す制作の舞台裏に迫ります。装飾や構造を取材し、彫刻や金具に込められた職人技、歴史的背景を紹介。更に曳き手たちにも焦点をあて、本番までの準備や祭車を操る技術、祭り当日の緊張感を映像で描きます。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年10月24日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年11月21日(土) よる9時〜
KBS京都2026年11月10日(火) よる8時〜
とちぎテレビ2026年12月26日(土) よる7時〜
テレビ神奈川2027年2月17日(水) よる7時〜
第8話

鳥出神社とりでじんじゃ鯨船行事くじらぶねぎょうじの“鯨船くじらぶね

四日市市
鯨船行事

四日市市の鳥出神社で行われる「鯨船行事」は、海と共に生きる人々の祈りを象徴する伝統行事で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。陸上で模擬捕鯨行事を行うこの祭りに欠かせないのが巨大な「鯨船」。煌びやかで迫力ある姿は人々の目を奪います。捕鯨行事は鯨を追う漁師の勇ましい姿を再現しており、太鼓や掛け声が響き渡り熱気渦巻く中、男たちが力強く船を曳きます。

木製の船体に鯨の姿を模した装飾を施し、陸上を練り歩くこの鯨船は、かつて捕鯨で栄えた地域の歴史と信仰を映し出す存在です。鯨船が街を練り歩き、観衆を魅了する瞬間のその迫力と美しさは地域の誇りそのものなのです。そんな鯨船の“裏側”、日々の手入れや準備を取材し、彫刻や意匠に込められた思いや、現代のコミュニティにとっての意義を、地域の方々の言葉から紐解きます。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年11月28日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2026年12月19日(土) よる9時〜
KBS京都2026年12月8日(火) よる8時〜
とちぎテレビ2027年1月24日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年2月24日(水) よる7時〜
第9話

上野天神祭うえのてんじんまつりの“おに

伊賀市
上野天神祭

伊賀市の「上野天神祭」は、国の重要無形民俗文化財の他、ユネスコ無形文化遺産にも登録される格式高い祭りで、絢爛なだんじり行列とともに登場する「鬼」も見どころのひとつです。威勢のいい掛け声と太鼓の音に包まれ、鬼が舞う瞬間はまさに伊賀の秋を象徴する光景。この「鬼」に込められた意味と役割にクローズアップします。

上野天神祭の鬼は、巨大な面と華やかな衣装で町を練り歩き、観衆を圧倒します。迫力ある姿は一見怖さを感じますが、鬼は祭りの安全を守り、邪気を払う存在として古くから信仰されてきた重要な存在なのです。その所作には五穀豊穣と町の平安を願う祈りが込められています。

鬼を形作る重要な要素「鬼の面」や衣装の制作過程を取材し、職人の技とその美意識を紹介。更に鬼と祀られる方々との関係にも焦点をあて、この土地で受け継がれてきた鬼の正体を探ります。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2026年12月26日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2027年1月16日(土) よる9時〜
KBS京都2027年1月12日(火) よる8時〜
とちぎテレビ2027年2月21日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年3月3日(水) よる7時〜
第10話

氏郷うじさとまつりの“甲冑かっちゅう

松阪市
氏郷まつり

松阪市で秋に開催される「氏郷まつり」は、戦国武将・蒲生氏郷を顕彰する祭りです。その中で人々の注目を集めるのが「甲冑」を身にまとった武者行列。甲冑武者が松阪の街を練り歩く姿は、太鼓の音と掛け声に包まれ、まるで戦国絵巻から甦ったような荘厳な景色です。使われる豪華な「甲冑」は単なる衣装にとどまらず、現代に武士の誇りを映し出します。この「甲冑」から祭りを見つめます。

氏郷まつりの甲冑は、精巧な金具と美しい漆塗り、緘糸の色彩が織りなす伝統美を備え、戦国時代の文化を現代に甦らせます。甲冑の制作過程を取材し、職人が細部にまでこだわる技を紹介。さらに、甲冑を身にまとう人々へ役を担うことへの覚悟や、行列に挑む思いなどを取材し、甲冑を通して松阪の人々に愛される「氏郷まつり」に迫ります。

各局の放送日時
放送局 放送日時
三重テレビ2027年1月23日(土) よる9時〜
三重テレビ 再放送2027年2月20日(土) よる9時〜
KBS京都2027年2月9日(火) よる8時〜
とちぎテレビ2027年3月21日(日) よる7時〜
テレビ神奈川2027年3月10日(水) よる7時〜

出演者

山崎 怜奈

山崎 怜奈

1997年東京生まれ。慶応義塾大学卒業。TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」などでラジオパーソナリティーを務めるほか、報道番組や教育番組にも多数出演し、Hanako Webにエッセイも連載中。最新刊『まっすぐ生きてきましたが』(マガジンハウス)が発売中。

足立 梨花

足立 梨花

長崎県生まれ・三重県育ち。第32回ホリプロタレントスカウトキャラバン(2007)でグランプリを受賞。天真爛漫なキャラで様々なバラエティ番組に出演し、NHK朝ドラ『あまちゃん』で有馬めぐ役を演じ、女優としても注目を集める。また2010年より3シーズンに渡り「Jリーグ特命PR部女子マネージャー」を務めJリーグの魅力をアピールし、2013年より「Jリーグ名誉女子マネージャー」に就任。

本並 健治

本並 健治

1964年6月23日生まれ、大阪府出身。1986年松下電器産業サッカー部に入団。ガンバ大阪、ヴェルディ川崎で活躍し、日本代表に選出される。2002年に現役を引退後、2012年にはなでしこプレミアリーグ「スペランツァFC大阪高槻」の監督に就任し、指導者として活躍。2016年退任し、現在はサッカー解説者、サッカー指導者、タレント活動など幅広く活躍。

西野 遼

西野 遼

三重県出身。第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト準グランプリ。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にてスコーピウス・マルフォイ役を演じ注目を集める。その後TVO『令和に官能小説作ってます』にレギュラー出演、EX『相棒24』にゲスト出演するなど今後の活躍が期待される。