明治維新直後、明治政府が出した神仏分離政策は、神仏習合を否定し、神道を仏教から独立させる道を選びました。 それにより、廃仏毀釈が起こり、各地で寺院や仏像などが破壊され、僧侶の還俗強制などが行われます。 当時、激しく行われた寺院や仏像の破壊に警鐘を鳴らしたのが、日本美術の再評価に尽力したアメリカ人・美術研究家のフェノロサでした。 そのフェノロサが保護を提唱した仏像が、奈良県桜井市の「聖林寺」にある「国宝・十一面観音立像」です。 フェノロサも見惚れた「十一面観音立像」の前に立ち、明治初期の神仏分離を経験しながらも、仏像が現代まで守られたことの意義・意味を、聖林寺住職と共に考えます。 また、全国各地で行われた廃仏毀釈の動きにも注目し、神仏分離のその後を追います。
[出演] 白洲 信哉(文筆家) 倉本 明佳(聖林寺 住職) 山田 浩之(大神神社 権禰宜) 山口 文章(総本山金剛峯寺執行 高野山真言宗山林部長) 丹生 晃市(丹生都比売神社 宮司) 河野 訓(皇學館大学 学長) 渡邉 良元(海徳寺 住職) 山本 翔麻(伊勢市教育委員会事務局 文化財振興課) 千種 清美(皇學館大学非常勤講師/番組脚本) [ナレーション] 古舘伊知郎(フリーアナウンサー)
それにより、廃仏毀釈が起こり、各地で寺院や仏像などが破壊され、僧侶の還俗強制などが行われます。
当時、激しく行われた寺院や仏像の破壊に警鐘を鳴らしたのが、日本美術の再評価に尽力したアメリカ人・美術研究家のフェノロサでした。
そのフェノロサが保護を提唱した仏像が、奈良県桜井市の「聖林寺」にある「国宝・十一面観音立像」です。
フェノロサも見惚れた「十一面観音立像」の前に立ち、明治初期の神仏分離を経験しながらも、仏像が現代まで守られたことの意義・意味を、聖林寺住職と共に考えます。
また、全国各地で行われた廃仏毀釈の動きにも注目し、神仏分離のその後を追います。
白洲 信哉(文筆家)
倉本 明佳(聖林寺 住職)
山田 浩之(大神神社 権禰宜)
山口 文章(総本山金剛峯寺執行 高野山真言宗山林部長)
丹生 晃市(丹生都比売神社 宮司)
河野 訓(皇學館大学 学長)
渡邉 良元(海徳寺 住職)
山本 翔麻(伊勢市教育委員会事務局 文化財振興課)
千種 清美(皇學館大学非常勤講師/番組脚本)
[ナレーション]
古舘伊知郎(フリーアナウンサー)