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電気自動車から電力供給の実演 災害時にも活用を
2023/10/01 16:28
電気自動車から家電製品への電力供給を行うことで災害時にも活用できることを知ってもらおうと、日産プリンス三重販売による実演がきょう1日、四日市市にある四日市市生活環境公社で開かれました。今年5月から日産プリンス三重販売と災害協定を結んでいる四日市市生活環境公社の施設が、地元の連合自治会の「災害時緊急避難所」となっていることから、住民対象の見学会に合わせて実施されたものです。生活環境公社では日産リーフ1台分の電力供給で災害時の支援活動に必要な電力を賄うほか、敷地内にある旧社屋の2階に設けた災害時緊急避難所の非常用の照明などが使用できる設備を整えています。また日産の電気自動車「サクラ」と「アリア」も展示され、スマートフォンの充電や扇風機を動かして電力供給の実演を行いました。参加した住民は充電中も音が静かで排気ガスの出ない電気自動車が災害時の生活に重要な役割を果たすことを再認識していました。日産プリンス三重販売によりますと、一般家庭の場合リーフ(40kwh)1台で2日から4日程の給電が可能で、携帯電話なら約6000台分の充電が賄えるということです。