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アイスの棒を活用 「万博」テーマにパビリオンなど表現 力作を来場者らが審査

 放課後等デイサービスに通う子どもたちが、アイスの棒を使って夢の世界を表現した作品を審査するイベントが3日、三重県津市内で開かれました。

 デイサービス事業所の職員らでつくる「いろどりアートコンクール実行委員会」が津市に本社を置く食品メーカー井村屋と協力して3年前から行っている催しです。

 今回は20年ぶりに国内で開催された「万博」をテーマに、津市と松阪市にある16の事業所に通う小学1年生から高校3年生までの子どもたちが、井村屋から提供されたアイスの棒を使って自分たちが思い描くパビリオンやアトラクションなどを表現しました。

 訪れた人たちは、子どもたちの力作を眺めながら、気に入ったひとつの作品を選び、投票していました。

 M・Kプランニングの福村麻衣統括所長は「子どもたちが作ることの楽しさや自由に表現することの面白さを感じてもらい作品を作った経験が自信につながれば良い。またそれを私たちが支えていって子どもたちの成長につながれば」と話していました。

 また、地域貢献の一環としてキッチンカーのグルメやワークショップなどが楽しめるマルシェも同時に開催され、中でも井村屋の熱々の肉まんなどが食べられるブースが人気を集めていました。

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