下山中に滑落か 60代男性が死亡
3日午後、三重県菰野町の御在所岳で60代の男性が登山道から滑落し、全身を強く打って死亡しました。
亡くなったのは、松阪市川井町の会社員・佐藤秀夫さん(67)です。
消防などによりますと、午後1時前、御在所岳の登山道、一ノ谷新道で、一緒に山登りをしていた会社の同僚男性が「佐藤さんが物を落として取りにいったが応答がない。滑落したのではないか」と119番通報がありました。
消防や警察の山岳救助隊が現場にかけつけたところ、登山道から約60メートルから70メートル下で意識不明の状態で倒れている佐藤さんを発見しました。
佐藤さんはヘリコプターで四日市市内の病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて病院で死亡が確認されました。
男性は119番通報した同僚の男性と2人で登山をしていて下山中だったということで、警察では何らかの原因で佐藤さんが滑落したものとみて経緯などについて調べています。